あら汁やタラ鍋のダシとして欠かせない「タラのあら」。美味しく仕上げるには「あらの下処理をすること」が一番のポイント!汁の濁りや魚特有の生臭さが無くなります。たら以外の魚でも応用できますので、ぜひお試しください。
コツ・ポイント
塩を振るとヌメリと臭みが取れます。
あら汁やタラ鍋のダシとして欠かせない「タラのあら」。美味しく仕上げるには「あらの下処理をすること」が一番のポイント!汁の濁りや魚特有の生臭さが無くなります。たら以外の魚でも応用できますので、ぜひお試しください。
塩を振るとヌメリと臭みが取れます。
タラの「あら」を適当な大きさに切り「多めの塩」を振ります。時間があれば30分置きましょう。(塩を振るとヌメリと臭みが取れます)
ボウルに「あら」を入れ、80〜90℃くらいの熱湯をたっぷり加えます。(熱すぎるとタラの皮が剥がれてしまうので温度に気をつけましょう)
熱湯を加えたら、菜箸などで全体を軽く混ぜましょう。
あらの表面が全体的に白くなったら、差し水をして冷まします。(手で触れられる温度まで冷ましましょう)
魚の表面に付いている血合いやヌメリなどを、手や箸を使い丁寧に取り除きます。(流水をかけながら取るとキレイになります)
これで「あらの下処理」の完成です。
あら汁やタラ鍋に入れてお楽しみください。このひと手間が、美味しさの最大のコツとなります。
寒鱈(かんだら・別名マダラ)の旬は最も寒い1月〜2月。特に1月の鱈は絶品です。オスが白子、メスは鱈子、旬の時期は切り身のトロける食感も絶妙です。アラはアラ汁に。捨てどころのない鱈は様々なお料理で活躍します。白子は旬の2月中旬を過ぎると急激に水っぽくなり美味しさがなくなります。つまり鱈が本当に美味しいのは1年で1ヶ月だけなのです。北海道から三陸沖の大平洋沖と日本海北部で水揚げされます。旬が短いからこそ美味しい、鱈はそれを代表るすお魚です。
>>鱈と白子の旬っていつ?