何と言っても秋の代表的な味覚といえば「さんまの塩焼き」。たかが「さんまの塩焼き」ですが、焼き方で美味しさは変わります。今回はそんな「旬の新鮮なサンマを使った塩焼き」のおいしい焼き方をご紹介します。ご家庭のグリルを使った日本料理の焼き方。料亭や割烹店が行っている焼き方も交えながら解説いたしますのでぜひ参考にしてみてください。やっぱり秋はとびきり新鮮なさんまを、おいしく焼きたいですよね。
コツ・ポイント
塩は手でさんまになじませるように軽く塗り込むのがコツ。
何と言っても秋の代表的な味覚といえば「さんまの塩焼き」。たかが「さんまの塩焼き」ですが、焼き方で美味しさは変わります。今回はそんな「旬の新鮮なサンマを使った塩焼き」のおいしい焼き方をご紹介します。ご家庭のグリルを使った日本料理の焼き方。料亭や割烹店が行っている焼き方も交えながら解説いたしますのでぜひ参考にしてみてください。やっぱり秋はとびきり新鮮なさんまを、おいしく焼きたいですよね。
塩は手でさんまになじませるように軽く塗り込むのがコツ。
さんまにもウロコがあるのをご存知ですか?さんまのお腹の白い部分をこうして包丁でこすりウロコを取っていきます。少ししかありませんが、ウロコがあると食感がザラザラしますのでぜひウロコ取りましょう。日本料理の料亭や割烹店などでの焼き方は鱗をきちんと取り除いています。
さんまのウロコを剥がしたら、流水でさんまを軽く洗います。洗ったあとのサンマの水分はキッチンペーパーなどでしっかり取りましょう。
いよいよさんまの塩焼きの「キモ」の部分である「塩」を振っていきます。塩は20cm程度上から。さんま全体にまんべんなく振りかけます。量は「ちょっとかけすぎ」なくらいがベストです。おいしい焼き方は多めに塩を振るのがコツです。
塩はふりかけるだけでなく、こうして手でさんまになじませるように軽く塗り込みます。これもおいしいさんまを焼く焼き方のコツ。
裏面もしっかり塩を振り、手でなじませます。新鮮なさんまは油が多いため、しっかり塩を振ることで焼いた時に皮がパリパリに仕上がります。
グリルは予め温めておいてください。塩をなじませたサンマを丸ごとグリルにのせます。よくやりがちなのが、切れ目を入れたり、半分に切ったりする方法ですが、新鮮なサンマならそんな必要はありません。むしろ焼いた時に切れ目から旨味がすべて逃げてしまいますので、必ずまるごと焼いてください。
グリルの火加減は「中火」でじっくり。特に脂ののったサンマの場合、強火だとさんまの表面が焦げすぎてしまいますのでご注意ください。おいしい焼き方は中火でじっくり、です。
さんまの表面にまんべんなく焦げ目がついたら焼き上がりです。新鮮なさんまだからこそ、しっかり焼いた方が旨味が増して美味しいですよ。ご家庭のグリルを使ったおいしい焼き方。ぜひおためしください。薬味はやっぱり定番の「大根おろし」。しっかりお塩をふっているので、お醤油ではなくポン酢でさっぱりと頂くのがおすすめです。