寒い時期は、やっぱり『たら鍋』。切身や白子、濃厚な肝をたっぷり入れて贅沢に。せっかくなら美味しく作りたい。そんな方のために、日本料理の基本を交えた「正しい たら鍋の作り方」を伝授します。
コツ・ポイント
ポイントは「一度に全部鍋に入れてしまわないこと」。順序を守って食材に火を通すことが、おいしいタラ鍋を作るコツです。『豆腐→椎茸→しめじ→白菜の芯→鱈の切身→白子→肝』の順番で。最後に『ネギ→白菜の葉』を入れましょう。
分量2人前
寒い時期は、やっぱり『たら鍋』。切身や白子、濃厚な肝をたっぷり入れて贅沢に。せっかくなら美味しく作りたい。そんな方のために、日本料理の基本を交えた「正しい たら鍋の作り方」を伝授します。
ポイントは「一度に全部鍋に入れてしまわないこと」。順序を守って食材に火を通すことが、おいしいタラ鍋を作るコツです。『豆腐→椎茸→しめじ→白菜の芯→鱈の切身→白子→肝』の順番で。最後に『ネギ→白菜の葉』を入れましょう。
「豆腐・椎茸・しめじ・ネギ」を食べやすい大きさに切ります。「白菜」は茎と葉の部分を別々に分けてカットします。(鍋に入れるタイミングが違います)
次に「タラ切身・白子」を食べやすい大きさに切ります。(下処理は要りません)アラを入れる場合は、必ず下処理をしてから入れましょう。下処理方法はこちら>>
お鍋に「水600cc・だしパック1包」を入れ、水から火にかけます。沸騰したら「3〜5分」煮出し、だしパックを取り出します。(うす味に仕上げています。お好みでだしパックの数を調整ください)
沸騰している状態で『豆腐→椎茸→しめじ→白菜の芯→タラ切身→白子→肝』の順に入れます。食感の固いものから入れることが美味しく作るポイント。タラの身が崩れないよう、できる限り触らないようにしましょう。
タラの切身に火が通ったら『ネギ→白菜の葉」の順にいれ、1分ほど火を通したら完成。これだけで飛び上がるほど美味しい「たら鍋」のできあがりです。
※味付けはしておりませんので、ポン酢やお好みのタレでさっぱりとお楽しみください。
寒鱈(かんだら・別名マダラ)の旬は最も寒い1月〜2月。特に1月の鱈は絶品です。オスが白子、メスは鱈子、旬の時期は切り身のトロける食感も絶妙です。アラはアラ汁に。捨てどころのない鱈は様々なお料理で活躍します。白子は旬の2月中旬を過ぎると急激に水っぽくなり美味しさがなくなります。つまり鱈が本当に美味しいのは1年で1ヶ月だけなのです。北海道から三陸沖の大平洋沖と日本海北部で水揚げされます。旬が短いからこそ美味しい、鱈はそれを代表するお魚です。
>>たら(寒鱈)と白子の旬っていつ?