新鮮なたらの白子、ぜひ生で味わいたいですよね。旬の白子は、口の中でトロトロに溶けていく食感と、臭みの全くない濃厚さが特徴です。せっかく新鮮な白子を手に入れたなら、少しでも美味しく楽しみたい。実は新鮮な白子なら、下処理もとっても簡単です。この下処理をするだけで食べた瞬間、食卓に歓声があがります。日本料理の真髄「生白子の食べ方」ぜひお試しください。
コツ・ポイント
氷水で冷やす際、お酒を少し入れることで、冷やした後の水っぽさがなくなります。
新鮮なたらの白子、ぜひ生で味わいたいですよね。旬の白子は、口の中でトロトロに溶けていく食感と、臭みの全くない濃厚さが特徴です。せっかく新鮮な白子を手に入れたなら、少しでも美味しく楽しみたい。実は新鮮な白子なら、下処理もとっても簡単です。この下処理をするだけで食べた瞬間、食卓に歓声があがります。日本料理の真髄「生白子の食べ方」ぜひお試しください。
氷水で冷やす際、お酒を少し入れることで、冷やした後の水っぽさがなくなります。
まずは生白子を水で丁寧に洗います。ポイントは優しく洗うこと。白子に付いている「血」や「ぬめり」を流水で落としていきます。
次に水を切り、白子をつないでいる筋(赤い部分)を切り落とします。ここは食感を左右する場所ですので、なるべく丁寧に。
次に白子を食べやすいサイズにカットします。生の白子はカットしても中身が飛び出る心配はありませんが、できるだけ優しく扱いましょう。
ボールに「氷水」を準備し、お酒を少しだけ入れます。お酒を入れることで、水で冷やしたあとの「水っぽさ」がなくなりますのでぜひ。
次に鍋でお湯を沸かし、沸騰したら「さし水」をし、温度70〜80℃まで落とします。白子に対し均一に火を通すため、お湯は沸騰させたままでなく、必ずさし水で温度を下げましょう。
白子は1個につき約30〜40秒程度優しく転がし火を通します。できれば1度に1つの白子が理想です。白子をたくさん入れると温度が下がりすぎるためです。
白子に火が通ったらすばやく「氷水」に入れ、白子をよく冷やしましょう。
最後にキッチンペーパーで白子の水分を取れば下処理の完成です。ほどよく半生状態になった生白子は、ポン酢などでそのままお楽しみください。
寒鱈(かんだら・別名マダラ)の旬は最も寒い1月〜2月。特に1月の鱈は絶品です。オスが白子、メスは鱈子、旬の時期は切り身のトロける食感も絶妙です。アラはアラ汁に。捨てどころのない鱈は様々なお料理で活躍します。白子は旬の2月中旬を過ぎると急激に水っぽくなり美味しさがなくなります。つまり鱈が本当に美味しいのは1年で1ヶ月だけなのです。北海道から三陸沖の大平洋沖と日本海北部で水揚げされます。旬が短いからこそ美味しい、鱈はそれを代表るすお魚です。
>>鱈と白子の旬っていつ?