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2016年 宮城県全域で出荷停止となっているのは「生かきむき身」です。殻付き牡蠣は問題ございません。
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2016年12月中旬に報道された「宮城県全域でのノロウィルスによる牡蠣の出荷停止」につきましては、報道できちんと伝えられていない部分がございます。
報道では明記しておりませんが、出荷停止となっておりますのは、水揚げし手作業で殻から外した「生牡蠣のむき身」だけでございます。
「殻付き牡蠣」につきましては、厳しい検査をクリアし、出荷停止には至っておりません。ご安心ください。
牡蠣のむき身と殻付き牡蠣においては、出荷までの環境と育てる年数が違うのが特徴です。
牡蠣のシーズンには、むき身も殻付きも含め、牡蠣を毎週全海域で検査しております。この厳しい検査により、1週間ごとに出荷停止となる場合がございますが、これは今回が初めてではございません。牡蠣においてはある程度起こっていることです。
報道を正しく訂正しますと、本来は極寒なこの時期(12月中旬)に宮城県全域で出荷停止となったのが30~40年ぶりということでございます。
原因は温暖化による海水温度の上昇です。ただ、それらを踏まえ宮城県も常に厳しい検査を行っているからこそ今回のこういう事態になったというのが事実です。
当店でお届けしております「殻付き牡蠣」は、特定の生産者から水揚げしたものを、自社水槽で活かし発送しております。濾過した殺菌海水で活かしておりますので、貝が中の不純物を吐き出しクリーンな状況でお届けしております。
また、牡蠣のむき身につきましては、生産者が早朝にむき身にしたものが一度魚市場に出荷され、検査をクリアした牡蠣だけが販売を許可されています。
当店の発送体制は20年以上全国に発送させて頂いている独自のものでございます。しっかりとした鮮度の牡蠣だけをお届けできるよう専門スタッフが何度も選別し梱包しております。
こういった報道がされたことでご心配になられるお客様からのお問い合わせもございますが、牡蠣はそういった厳しい検査をしているからこそ「販売している牡蠣はより安全」という体制が確率している魚介でございます。