山内鮮魚店デザイン室のゴトウです。今年の1月下旬、宮城県女川町で行われた「第44回 宮城県水産加工品品評会」に参加してきました。
宮城県水産加工品品評会とは
宮城県内の水産加工品を一堂に集め品評する会。水産加工品の開発、品質向上、消費拡大の育成振興を図ることを目的に毎年開催。
商品の良し悪しは、社内だけでは分からない
昨年3月にヤマウチ初となる「商品開発部」が結成され、目標のひとつとして「品評会で受賞すること」を掲げました。自分たちがつくる商品に“こだわりと自信”があっても、選ぶのは「お客さま」。社外の評価は「買う側の視点を知る」貴重な機会です。
出品数「183品」のうち、受賞商品に選ばれるのは「21品」のみ。当社は、商品開発部が考案した「鯖の冷燻(さばのれいくん)」と他3点を出品しました。審査員用の試食を準備しながら、ズラリと並べられた他社の商品を見るのも勉強です。
評価がモチベーションの維持につながる
第一次審査が始まり、待つこと2時間。184品のうち、最終審査に残ったのは69品。そのなかに当社の商品が3品もエントリーされているのを見つけた瞬間、うれしさと誇らしさでいっぱいになりました。
最終的に、商品開発部が開発した「鯖の冷燻」が見事「宮城県議会議長賞」を受賞。予想以上の結果に疲れも一気に吹き飛び、受賞のよろこびをさっそく他の開発部メンバーに報告しました。
商品開発部が結成されてから丸1年。開発部では会議が終わるたびに「その時の気持ち」を書き残してきました。「何をすれば分からず不安」から始まり「商品になるのが楽しみ」に変わる瞬間がありました。
商品づくりには、迷いや諦めが何度もあります。それでも続けていく自信とやる気を今回の品評会からもらったような気がします。
スタッフが活躍できる場をつくろう
今年度も残りわずか、4月からは新入社員も加わります。仕事をするならお金のためだけではなく“やりがい”もあった方がいい。そのために、スタッフひとりひとりが活躍できる場所を私たち自身がつくっていく。商品開発部がそのきっかけとなると信じています。
商品が世の中に出る嬉しさ、売れたときの喜び、おいしいと言ってくださるお客さまの声。自分たちが一から考え、つくった商品なら尚更うれしいものです。
商品開発部は、これからもお客様の声を聞きながら、喜んでいただける商品づくりを目指してまいりますので、どこかでその商品を見かけたときには、私たちの顔を思い出していただけたら幸いです。
鯖の冷燻(さばのれいくん)
120gフィレタイプ《クール冷凍発送》 680円(税込)
しっとり食感、上質な脂、サバの美味しさが際立つ逸品。驚くほど美味しいのに保存料無添加だからギフトにも安心してご利用いただけます。
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