今日、南三陸町は5年目の3月11日を迎えました。
毎年この日、私は避難した志津川中学校から同じ風景を見下ろす事にしています。
震災後、我々が目にするのは、重機が行き交い、土煙が上がる街並み。
気がつけば道路が形を変え、気がつけば防潮堤が姿を現し
いつの間にか川がその方向を変え、めまぐるしく町が姿を変え続けています。
でも海はいつも青く、海の恵みを授けてくれる。
海があるから、我々は商売ができ
お客様と関わり続けることができる。
5年目の今日も、私は海に町を破壊され
それでも海に生かされていることを実感します。
「笑顔を絶やさず、海と共に生きる」
今年も一年、海の恵みに感謝し、笑顔で辛抱強く
山内鮮魚店は、明るさと勇気で突き進みます。
5年が経ち、驚くほど変わった南三陸の風景を
本日少しだけですが動画にまとめました。
図らずも南三陸という故郷を離れてしまった人へ。
南三陸が大好きな人たちへ。
そして天国で見守ってくれている方々へ。
5年目の南三陸町の姿をご覧ください。
※音声が出ます。ご注意ください。また、使用している音声はYouTube 動画でのコンテンツの使用を許可するものの範囲から選択し使用しています。映像とは直接関係ございません。