20140113そば処すがわら絶品鴨鍋

 

南三陸そば処の真骨頂は、実は『夜』にこそある。

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山内鮮魚店店長の山内です。

本日の北日本は大荒れの天気。

南三陸町も早朝から路面一面が凍結。

車のワイパーも凍り、所々でタイヤが滑り空回りする音が聞こえます。

雪は積もらないまでも港町特有の凍てつくような寒さの一日になりそうです。

 

先日、フォトグラファー時代の同僚から連絡があり、どうやら被災地を撮影の仕事で廻っている模様。

南三陸が最後の撮影場所だから仕事終わりに一杯やろうよ。というお誘いを頂きました。

 

20140113そば処すがわら絶品鴨鍋

 

南三陸と言えば「海の幸」ですが、友人からの要望はやはり「割烹すがわら」。

高校の後輩でもある店主が運営するこのお店、表向きは「そば処」ですが、夜のコース料理がたまらなく美味しい。

何度も南三陸を訪れ、すっかりこのお店のファンになった友人からのお誘いも何度目でしょうか。

彼が来るたびに向かうのはやはりこのお店。

親しい友人同志の間では「そば処」ではなく「割烹すがわら」と呼んでいます。

 

実は数ヶ月前、すがわらの店主から「鴨鍋を始めたいんですが、一度試作品を食べに来て下さい」と有り難いお誘いを頂いていたところでした。

年末の嬉しい忙しさに追われ、なかなか行けずじまいでしたが年が明けた先日、ようやく叶いました。

 

私店長も仕事終わりの都合上、南三陸で飲みに出かけるということがほとんどなく、こうして外から訪れた人からのお誘いがない限り、なかなか一杯というわけにはいかない生活を送っています。

ですので久しぶりの再開という事で話が弾む酒の席は日常のご褒美のようなもの。

 

旨い肴に旨い酒。

40歳も目前になると量よりも質。

例えお金のない時期を共に過ごした昔の同僚でも、酒の席にはどうしても旨い料理が必要になってきます。

そして宮城県民といえばもちろんお酒は日本酒(^^)日本酒にはやっぱり日本料理。

日本料理が先ほど世界無形文化遺産に登録されましたが、ここ「すがわら」の繊細なダシで頂く和食の数々にはたまらないものがあります。

 

常日頃から食にうるさい友人も唸った絶品の「鴨鍋」は、今冬の定番になること間違いないでしょう(^^)

 

ちなみに今回のメインでもある「鴨鍋」は、店主つきっきりで出してくれるというパフォーマンス。

一番いいタイミングで食べて欲しいという事ですので、1〜2組のお客様にしか提供できない模様です。

詳しくはお問い合わせ下さい(^^)ではでは鴨鍋コース料理の内容をご紹介しますね♪

 

20140113すがわら鴨鍋

初めに出て来たのがこちら「ちぢみほうれん草の白胡麻和え」ちぢみほうれん草は実は私の大好物です。独特の食感と甘みがいいですよね♪

 

20140113すがわら鴨鍋

そして次は新ものワカメのお吸い物。すがわら独特の繊細なダシと、新物ワカメならではの香り、食感がすばらしい。これはシメにもいいですね。

 

20140113すがわら鴨鍋

そしてホウボウのお造り。けっこう三陸でも珍しい魚で、我々でも食べられる時とそうでない時があります。白身ですが味がしっかりとしていて、薄めにスライスしているから薬味で包んで日本酒と一緒に♪たまりませんね。

 

20140113すがわら鴨鍋

次にすがわらの人気商品、梅干しの茶碗蒸し。新物ワカメもちょっと添えているのが季節を感じますね。この梅干し茶碗蒸しは友人もいつも注文する逸品です。

 

20140113すがわら鴨鍋

そしていよいよメインの鴨鍋。鰹だしの繊細なスープに豆腐、ネギ、セリだけのシンプルな鍋。鴨も含め、一番の食べごろを店主自らつきっきりで出してくれます。

 

20140113すがわら鴨鍋

こちらがその鴨!ちょうどいい火の通り具合が絶品です。自分のタイミングでやると必ず固くなるので、つきっきりで出す意味があるんですね。これはやられました。

 

20140113すがわら鴨鍋

今回の日本酒は登米市一迫「綿屋(わたや)」の純米吟醸。さっぱりめの鴨鍋には吟醸系の日本酒が合いますね。特にこの日本酒は華やかな香りと上品なヌケがたまりません。大好きなお酒です。

 

20140113すがわら鴨鍋

そしてシメには鴨鍋の汁でさっと茹でたお蕎麦。なんと友人鍋に入った汁全部を飲んでしまいました(笑)

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《そば処すがわら|プログレス南三陸》http://progress-minami-sanriku.blogspot.jp/2012/04/blog-post.html