4月に入りました。南三陸町でも驚くほど暖かい日が続いています。
そして、春の訪れとともに旬をむかえるのが、この「釜あげシラス」。
そうです。あの白くてフワフワでご飯が進む、あの食材です。
シラスは足(鮮度落ち)が早いため、生でのお届けができません。
そのため考え出されたのがこの「釜あげ製法」。
水揚したシラスを文字通り「釜」で茹で上げ、水分を飛ばす程度に天日干しする。
そうすることである程度保存にも耐え、お料理にも使える食材に生まれ変わります。
まさに先人の知恵ですね。
南三陸地方でのもっともポピュラーな食べ方がこちら↓
釜あげシラス丼
あつあつご飯にたっぷりのせると、ご飯の熱でシラスの良い香りが漂ってきます。
淡白な味ですので、お醤油をチョチョいっと垂らすのが「コツ」ですが、
これを「ワシワシ」とかき込むと、コレまた春の陽気に包まれた「繊細な味わい」がするのです。
当店に併設している飲食店では、ただいま期間限定で「釜あげシラス丼」も提供しております。
釜あげシラスの大根おろし添え
そして、スタッフの間で人気なのがこの「大根おろし添え」。
シラスのフワフワとした食感に「大根の辛味」が合わさって、これまたポッと春を感じる味わい。
しその葉をパラパラと加え、お醤油をチョいと垂らせば
ビールのつまみにもばっちり。日本酒との相性も格別でござんす。
おっといけねぇ。ついつい酒が進んじまうじゃねえか♪
てな具合にそれはそれは「春」にぴったりの簡単レシピでございます。
釜あげシラスの旬と販売時期
釜あげシラスは3月末から4月末までのおよそ1ヶ月しか販売しておりません。
さらに、後半に差し掛かるとシラスも1匹のサイズが大きくなって参ります。
私店長などは、この後半の「大きめのシラス」が魚の味が濃くて大好きなのですが
『やっぱりシラスは小さいのじゃねぇと』
というお客様もいらっしゃるため
小さいシラスがお好みのお客様はお早めにご購入をオススメします。