山内鮮魚店店長の山内です。2月も中旬に差し掛かり、いよいよ三陸名産の『海藻シーズン』が始まっております。こちらの写真は水揚がはじまったばかりの「三陸めかぶ」。もちろん南三陸産です。ちなみにこれは私店長のお昼ご飯になる予定です^^
細かく刻んでもおいしいですが、せっかくの新鮮なメカブなら、こうして大きめにカットして歯ごたえと香りを楽しみたいですよね♪ 震災後、さまざまな土地から南三陸へボランティアなどで訪れてくれる方々は、南三陸のメカブやワカメを食べて一様にその美味しさに驚くのが定番です^^
「めかぶってこんなに美味しかったの!?」と言っていただけることが、我々産地の人間にとって最高の褒め言葉ですね。私店長もこれからの時期メカブ三昧の日々です。さて、メカブってそもそもなに?という方にちょっとだけご説明しますね。
<めかぶってなに?>
めかぶは、いわゆる「ワカメの根元部分」にあたります。一般的にスーパーに並んでいるのは緑色をした『味付けメカブ』。皆さんが一般的に目にするメカブは「湯通し」して「味付け」やタレを付けて食べやすいように加工したものです。
<めかぶの旬>
穫れたての『生めかぶ』は、実は『濃い茶色』。旬は毎年2月~4月後半まで。2月は走りですので味は格別ですが、水揚げ量が増えて価格が下がり始める3月頃から市場に出回り始めます。4月までが非常においしく、5月になると一気に味が落ちてくるのがメカブの特徴でもありますね。
<生のめかぶは茶色>
色は茶色、肉厚でしっかりとした印象がありますが、これが三陸産の特徴です。生のワカメも実は茶色をしていて、湯通しすると鮮やかな緑色に変わります。そして生めかぶの一番おいしい食べ方がこちら↓
<生のめかぶの美味しい食べ方>
生めかぶのしゃぶしゃぶ
『生めかぶのしゃぶしゃぶ』は、まさに感動のおいしさです。コリコリの食感に、海藻のいい香りが口の中でやさしく広がります。メカブの塩分もほどよく、このままポン酢などに軽く浸してパクリ^^ おそらく体感したらやみつきになる味です。お湯にくぐらせた瞬間、鮮やかな「緑色」に変わりますので、みんなでワイワイ楽しむ食卓にもおすすめです^^動画もぜひチェックしてみてください。
メカブはそれ自体にクセがなく、磯のいい香りが楽しめますので様々なお料理にもお使いいただけるのも、特徴のひとつです。当店レシピサイトにてご紹介しておりますのでぜひチェックしてみてくださいね^^
さて肝心の「めかぶの販売」ですが、ただいまのところまだ走りですので価格が高めです。2月下旬頃より販売を開始致しますので、もう少々おまちください^^
■三陸産「感動の生めかぶ」500gパック(1~2人前) 《クール冷蔵発送》
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