山内鮮魚店店長の山内です。今日の南三陸町は11月下旬とは思えない穏やかな一日。いつものダウンジャケットも必要なく長袖一枚、潮風もどこか穏やかです。お歳暮ギフトのご注文も多くなってきましたが、今日は久しぶりに町をひととおり巡ってみました。
写真は志津川中学校から。左手に見えるのが約10メートルの盛土です。右側の海沿いにも盛土が設置されはじめています。中学校の登校坂の景色は色とりどりの木々がまだ目立ちますね^^
ススキが青空に向かって真っすぐ伸びていました♪
そしてこちらは中心部を流れる「八幡川(はちまんがわ)」。鮭の遡上が始まり、人工受精のための捕獲網が設置されています。ここは車では入れませんのでくれぐれもご注意下さい。
捕獲網を間近で見るとこんな感じです。川幅いっぱいに取り付けられた網の中央に、鮭が入っていく仕組みになっています。
逆から見るとこんな感じ。川の向こう1キロ先は海です。海から川へと入り、鮭はこの古郷の川を遡上するわけです。
鮭もたくさんいました^^ しばらく川を眺めているとバシャバシャという音があちこちで聞こえてきます。思わず頑張れ!と叫びたくなりますね。
鳥達の姿もあちこちで見かけます。暖かくて穏やかな一日、こうして水辺に浮かぶ鳥達の姿もまた、穏やかに見えます。
こちらはかつての中心部。川を挟んでしか見れませんが、盛土の近くに来てみました。ちょうど作業員が建っている辺りは、昔クリーニング屋さんがあった場所だと思います。この川で小さい頃はよく遊びました。
気がつけば盛土も、以前見たときよりも範囲が広くなっています。上に見える看板のような目印には「ここの盛土の高さ海抜10.6M」と記されています。ここは工事関係者しか立ち入りできません。ちなみにこの辺一体は平成27年度で盛土工事が完了する予定のようです。
陽の光が草木を照らして、まるで初秋のような陽気。これから厳しい冬を迎える前のご褒美のような一日ですね。昨日のブログでは、長野県白馬村の方々への救援物資という投稿に、本当にたくさんの方々からのコメントやメッセージを頂きました。辛い時でも、暖かい陽の光に包まれれば少しだけ穏やかな気持ちになれる。人のぬくもりを感じる食事されあれば、温かい気持ちになれる。皆様のたくさんのコメントと「いいね!」に、温かい絆を感じずにはいられません。