10年という月日は、長いようで短いものです。
山内鮮魚店店長の山内です。
朝晩の涼しさが増す今日この頃、南三陸町はすっかり秋ですね。
潮風に時折冷たさを感じます。
先日、仙台で行われた東北の事業主が参加する勉強会で、約10年ぶりに親友と再会しました。
今回の勉強会の講師としてお呼びした彼は石川県で九谷焼を販売しているインターネット販売では全国的にも有名なお店。
学生時代を共に過ごし、18歳の頃から気心知れた仲です。
彼と最後に会ったのは10年前の渋谷。
私店長が東京生活を辞め家業を継ぐ決意をし、南三陸に戻る少し前の事です。
学生時代からプロのモーグルスキーヤーとして海外を飛び回っていた彼も、様々な困難を経て家業を継ぎ見事成功している。
そんな男同士の会話は10年の月日を感じさせる事なく、再会した瞬間から尽きる事がありません。
男同士とは何てすばらしい(笑)
インターネットでの販売を始めた当初、彼の存在は遥か上で輝いていました。
当店がインターネット販売を初めたのが2005年。右も左も分からずお客様にご迷惑をかけ続けたネット販売も、あれから10年近くが経ち、様々な形で同じ土俵に立てている喜びを噛み締めた一日でした。
3.11の震災時にはいち早く連絡をくれ、我々の無事を自分のことのように喜んでくれていた事も改めて知りました。
またたくさんの支援も頂きました。
互いに40歳を目前にし様々な経験し、何とか人の親になっている。1
0年前には想像もできなかった事です。
震災から2年半、南三陸だけでなく東北は変革期を迎えています。我々の世代が担う役割は大きい。
まだまだ前へ突き進む元気を頂いた一日でした(写真は仙台城跡・伊達政宗像前にて)