海と空に伝える、生き残った者からのメッセージ
山内鮮魚店店長の山内です。
9月11日、ちょうど震災から二年半を迎えるこの日。
南三陸町では今年も「9.11特別イベント」が開催されました。
残念ながら今年は被災した中心部での工事の都合等で、昨年と同じ場所での開催ができず施設で行われたこの特別イベント。
出張のため私店長も今回参加できませんでしたが、今年もたくさんの方々に想いを伝える大切な日となりました。
昨年行われた「9.11特別イベント 南三陸の海に思いを届けよう」。
青空と秋風の中行われた想いに満ちた静かなイベント。
その様子をぜひご紹介させて下さい。
『震災から1年6ヵ月が経つこの日、南三陸の海に向かい、愛すべき亡き人々、いまだ海にいらっしゃる方々に、思いを届ける朗読コンサートを行った。
大きなスピーカーを設置し、人々の暮らしの場がことごとく流失した町の中心部から、海に向けて音楽を奏でた。
また、五日町周辺には、「きりこボード」を海に向けて展示した。今、力を合わせて苦難の時を乗り越え生きている町の人々の姿を、朗読ときりこボードのメッセージで表し、海と空に伝えた。』(envisiサイトから抜粋)
(以下、当店昨年のブログより)
震災から1年6ヵ月が経つこの日。
南三陸の海に向かい、愛すべき亡き人々、いまだ海にいらっしゃる方々に、思いを届けたい。
それぞれが想いを寄せた「キリコ」と共に
海に向けて、流失した町から音楽を奏でる。
今、苦難の時を力を合わせて生きている人たちの証が
海に力強くメッセージを伝える。
「南三陸の海に思いを届けよう」
被災した中心部の跡地から海に向けて
亡くなってしまった人達に
未だ行方が分からぬ人達に
自分自身に
様々な想いをのせて
静かで
清らかで
想いのこもったイベントが
本日行われました。