静かな海、緑生い茂る街を見て、何を感じ何を想う。
山内鮮魚店店長の山内です。
連日の猛暑、本日の南三陸町は最高気温30℃という事でしたが体感温度は遥かに違いますね。
暑いです。昨晩、東京から友人一家が南三陸町を訪れてくれました。
商店街の居酒屋で酒を交わし、再会の喜びに胸が弾んだ楽しい夜でした。
そして一夜明けた今日、次の目的地に向かうまでの少しの時間だけ、南三陸を案内させて頂きました。
お盆休みを利用し、被災地をめぐる小旅行。
あの日我々が避難した志津川中学校から見る2年5ヶ月後の南三陸町。
瓦礫が撤去され緑が一面を覆うかつての中心部を見て「ようやくこの場所に来れた」そう言ってくれた友人。
彼らはこの景色を見て何を想い、何を感じたのか。
砂地が削り取られたかつての海水浴場は、静かで穏やかないつもの南三陸内湾の姿。
様々な建物が姿を消し、少しずつ復興へ向う中、被災地としての姿を伝える術は実は自分自身の「言葉」しかなくなっている事に改めて気づきました。
私も被災者のひとり。訪れてくれる人々に対し自分の言葉で「伝え続ける事」が大切。
明日から1泊2日で北海道へ。大学時代の同窓会です。少しだけ日々の生活を忘れる小旅行に行ってきます。