山内鮮魚店店長のヤマウチです。
5/25日、講談社本社にて「第43回講談社出版文化賞」の授賞式が行われました。
我が南三陸から見事「文化写真賞」を受賞した佐藤信一氏。
私店長も呼んで頂き、このおめでたい瞬間を目にすることができました。
当日の授賞式の様子をぜひぜひご覧下さい!
左から2番目が佐藤氏。受賞したのは震災真っ只中の南三陸を撮り続けた写真集「南三陸から 2011.3.11~2011.9.11」。そうそうたる歴代受賞者の中に、その名前が刻まれました。
会場はたくさんの関係者で埋め尽くされ、盛大な授賞式でした。
ブックデザイナー、イラストレーターなど各賞を受賞した4人の方々。
そして佐藤氏の受賞スピーチ。相変わらず堂々としていて素晴らしいスピーチでした。
会場には選考委員を努めた篠山紀信氏も登場。佐藤さんも嬉しそう♪
こちらが今回、授賞式参加者に配られた冊子。佐藤氏の受賞選評コメントは作家の椎名誠さんでした。「こういう写真集を目にして、わたしは、いかに語るべき言葉を持ちえていないか、という厳しい現実にうろたえた。そういう写真のちからにあらためて畏怖した」(選評文より一部抜粋)
つかの間の立食。終止ひっぱりだこの佐藤氏でしたが、それにも増して終止嬉しそうでした♪
震災から1年が過ぎ、我々南三陸町民ですら震災直後の混乱を思い出せなくなる時があります。この写真集はあの頃の記憶を鮮明に思い出させてくれます。これから何十年と続く復興への道のりの中で、大切な南三陸の宝となる写真集だと思います。まだ見ていない方は是非見て欲しい。
◆「南三陸から 2011.3.11~2011.9.11」佐藤信一 写真集
http://www.minamisanriku-kara.com/
◆講談社文化写真賞(受賞者一覧)
http://www.kodansha.co.jp/award/archive/syasin.html