山内鮮魚店店長のヤマウチです。12月に入り南三陸町も日に日に寒さが増しています。
昨日仕事を終え仮設住宅に戻ると室温は1℃でした。これからいよいよ長い冬が始まります。
志津川中学校から見た景色です。潮風が堪えますね。
登校坂の途中の紅葉も、もうすぐ終わりでしょうか。
志津川中学校のすぐ下、国道398号線沿いにある「合同庁舎」も解体が一気に進んでいます。
南三陸町防災庁舎前の道も、道路工事が終わった模様です。
ここは道路が陥没していて雨の日には通れない状態が続いていました。
かさ上げの高さは数十センチでしょうか。これでも全然違いますね。
防災庁舎の目の前を流れる八幡川を鴨が泳いでいました。
もう慣れましたが、いつ見ても不思議な光景です。
海岸沿いにある松原公園跡地の「瓦礫置き場」。瓦礫の量はものすごい勢いで減ってますね。
被災した建物の土台解体工事も、急ピッチで進んでいます。
掘り下げされた土台のコンクリートは、公立病院跡地のすぐ横に集められていました。
こちらは「旧おさかな通り」一帯。今日は足の踏み場もありません。何とも言えません。
志津川仮設魚市場前。海は穏やかでしたが、もうすっかり冬の海の色です。
こちらは以前、海水浴場があった場所。真新しいテトラポットが大量に置かれています。
志津川湾内湾です。今日の海は本当に穏やかです。
久しぶりに来ましたが、ここはまだ以前の海水浴場の面影が少し残っています。
震災からもうすぐ1年と9ヶ月。我々はまた仮設住宅での二度目の冬を乗り越えなければいけません。
特にお年寄りにとっては最も厳しい季節。
復興への道のりはまだまだ長い。
南三陸町に限らず、被災地に住む我々は精神的ストレスをどうやりきるかが重要です。